人口の密集している国の中でも、最も人の割合の高い東京都は、特に葬儀の式を挙げる会場が不足しています。格付け一位を独占するような式場では、式を挙げるまで時間を採らなければならない場合があります。また、国内では、火葬場は地域の団体が運営する「公の施設」というのが普通ですが、東京の区のエリアにある9つの施設のうち、公営のは2件のみとなっています。
つまり、7件の施設は民間が営む「民営施設」です。一つの地域でも全国と東京都で何故か違いが出てきますが、特に変わらないのは葬儀のやり方でしょう。一つ例を挙げると、人が亡くなると一般的に仏教では49日が過ぎるまで動物の肉を食べない習わしがあります。
49日経つと、肉料理を食べて良いと言われ、お世話になったお坊さん、親戚を呼んで豪勢な精進落としを振る舞います。訪問客はなるべく、長く居ない様にすると、訪問する家は大変になりません。
東京都には数多くの人が住んでおり、その分亡くなる人が多いのも当然のことと言えます。それと同時に葬儀業者も数多く存在しており、全国展開している大手の業者もあれば地域密着型の業者もあります。東京都には、地方から移住してきた人も多いので、地域の葬儀のしきたりなど知らないことも多いという人もたくさんいます。
その際に、悩みを相談することができ的確なアドバイスをしてくれる業者を選んでおかなくてはなりません。業者によって必要となる費用や内容にも違いがありますが、何を基準に考えるのかで選ぶべき業者は変わってきます。
東京都は業者の数が多いからこそ、どこを選ぶのかで悩むことも多くなるので少しでも悩みを減らすためにも、故人の望む葬儀のスタイルを確認し希望に合った内容にするということも重要になって来ることは確かです。